今回は、野田市にあるキッコーマンしょうゆ工場の中にある『御用蔵』をご紹介します。
国産の大豆や小麦を使って、伝統的な製法で、宮内庁御用達の貴重な醤油を製造しています。
御用蔵は予約なしでも自由に見学できるので、キッコーマンもの知りしょうゆ館の見学の予約が取れない人にもオススメですよ。
スポンサードリンク御用蔵のご紹介
アクセス
キッコーマン野田工場は、野田市駅を降りて、徒歩5分くらいの場所にあります。野田市駅に降りると、町の空気時代が醤油の匂いがして、野田市が醤油の町であることを感じることができますよ。
御用蔵は、キッコーマンもの知りしょうゆ館がある野田工場の中にあります。
御用蔵
しょうゆ工場の中で特異なお城のような建物が、御用蔵となっています。赤い橋を渡った先に入口があります。
原料調理
1939年の御用蔵の建設当時に、実際に使われていた道具を紹介しています。
入口を入って直ぐの場所には、醤油の原料である大豆や小麦の原料を処理するための機械が展示されています。
御用蔵の歴史
宮内庁御用を拝命した1908年から2011年の移築までの御用蔵の歴史を紹介しています。
移築前の御用蔵は、宮内庁に納める専用醸造所として、昭和14年に江戸川沿いに建設されたそうです。
老朽化で大規模な補修工事が必要となり、70年の節目に移築工事を行ったそうです。
麹室
粉合わせした原料を平らに盛り込んだ麹蓋を積み、窓の開け閉めや火鉢で、温度や湿度の調整をしながら、3日かけて、しょうゆ麹をつくっていました。天井は換気のための開閉が可能な造りで、上は天守閣になっているそうです。
仕込室
もろみ麹に食塩水をまぜたものを『もろみ』と呼びます。
御用蔵では、杉の木桶にもろみを入れて、1年かけて、発酵・熟成をさせているとのことです。
ガラス越しに、熟成の様子を眺めることができますよ。
仕込桶
直径2メートル、深さ1.7mの大きさの木桶で、仕込桶とのことです。
圧搾・火入れ・詰め
もろみを搾って、醤油を仕上げる工程で使っていた装置です。
圧搾機
熟成したもろみを濾布に包んで積み重ねて、上から圧力をかけて絞る装置です。
こちらは、圧搾機の水圧を上げるための装置だそうです。
清澄桶&火入桶
一番奥には、醤油の油や沈殿物を分離する『清澄桶』や、生醤油を加熱・殺菌し、色や風味を整える『火入桶』があります。
御用蔵醤油の販売
御用蔵で作っている醤油は、もの知り館の中にあるショップで購入することができますよ。
宮内庁にも納められている高級の醤油をお土産で購入してみては。
次のページでは、インスタグラムの写真をご紹介します。
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人工場見学とセットで楽しみたい!
:子供と一緒 (小学生低学年)
:2017年11月