今回は、熱海温泉にある湯前神社をご紹介します。
温泉の神様として知られる小彦名神を祀っており、熱海温泉とゆかりの深い神社です。
境内には、熱海七湯の一つである大湯が流れており、近くには、大湯が噴き出す間欠泉や、大湯に入れる日航亭などがありますよ。
スポンサードリンク湯前神社のご紹介
アクセス
湯前神社は、熱海駅から徒歩12分ほどの場所にあります。近くには、熱海七湯の一つである大湯間欠泉もありますよ。
鳥居は、木ではなく、石鳥居となっており、1780年に建てられており、熱海市指定文化財となっていますよ。
手水舎
境内には、温泉の大湯が流れている手水舎がありますよ。
石灯篭
石鳥居とともに、石灯篭も熱海市指定文化財となっており、石鳥居よりも古く、1758年に寄進されたものとのことです。
境内には、石鳥居や石灯篭についての解説も書かれていますよ。どちらも、久留米藩主有馬頼徸が寄進したものとのことです。
社殿
こちらが社殿となります。温泉の神様として知られている少彦名神が御祭神となっています。
由緒
1200年程前に、神様より、こちらの温泉に入れば、病気が治るとのお告げがあり、小さな祠を立てて、神様を祀ったのが創建のきっかけとなっています。
鎌倉幕府を開いた源頼朝や、江戸幕府を開いた徳川家など、将軍や大名などの崇拝を受けてきたそうです。
なお、熱海温泉ならではの神事として、江戸時代に徳川幕府の江戸城に、大湯を献湯していたことを偲んだ『献湯祭・湯汲み道中』というお祭りがあるそうです。
源頼朝の歌碑
境内には、源頼朝が大湯について詠んだと言われている歌碑があります。
楠木
石鳥居の横には、大きなクスノキの神木があります。
こちらも、熱海市指定文化財となっているとのことで、とても巨木で、熱い時期には、木陰を作ってくれますよ。
近場のオススメスポット
日航亭
湯前神社の隣に、大湯に入れる日航亭があります。内湯も露天風呂もあって、100%源泉かけ流しの温泉に、大人1,000円、子供500円で、日帰り入浴できますよ。
詳しくは、『日航亭 大湯』をご覧ください。
大湯間欠泉
湯前神社の隣に、大湯が自噴している姿を再現した大湯間欠泉があります。
4分に一度、温泉が噴水のように吹き上がる姿を見ることができますよ。ただ、現在は、残念ながら、自噴ではなく、自噴の様子を再現したモニュメントとなっています。
詳しくは、『大湯間欠泉』をご覧ください。
小沢の湯
大湯ではないですが、熱海七湯の一つである小沢の湯も、湯前神社の近くにありますよ。
こちらの温泉では、温泉の蒸気で温泉卵を作ることができ、熱海七湯の中でも人気スポットです。
詳しくは、『小沢の湯』をご覧ください。
次のページでは、インスタグラムをご紹介します。
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人熱海の温泉とゆかりの深い神社!
:子供と一緒 (小学生低学年)
:2017年7月