今回は、新宿歌舞伎町にある神社『稲荷鬼王神社』をご紹介します。全国で唯一、鬼王と名のついた神社で、節分では『鬼は内、福は内』と唱えるそうです。
厄除けや開運や病気平癒や商売繁昌などのご利益があると言われているそうです。御朱印も頂くことができますよ。
スポンサードリンク稲荷鬼王神社のご紹介
アクセス
稲荷鬼王神社は、東新宿駅から徒歩3分ほどの場所で、歌舞伎町にある神社です。
水鉢
鳥居をくぐると、直ぐ左手側に水鉢と井戸があります。この水鉢は文政年間に作られたもので、鬼の頭の上に水鉢を乗せた珍しい形をしています。(写真では全体が映っていないので、わかりにくいのですが・・・)
また、奥には井戸があり、昭和3年に掘られたとのことで、現在でも枯れずに、御霊泉を汲み上げているそうです。
山犬?
境内を進んでいくと、珍しい形の狛犬のような動物が左右に鎮座しています。周りには解説がないのでわかりませんでしたが、家に帰って調べてみると、山犬(オオカミ)ではないかとのことでした。かなり体格が大きくて強そうですよ。
狛犬
社殿の前には、通常の狛犬もいますよ。明治35年に作られたものだそうです。
向かって、左手の狛犬(吽像)は、子の獅子がしっかりと玉を加えています。そのため、その玉を吽(うん)の獅子の玉ということから、運を与えてくれる玉と言われ、子獅子がしっかりもっていることから、『子孫に福徳を与える玉』とも言われているそうです。
社殿
稲荷鬼王神社は、お稲荷様の宇賀能御魂命(うがのみたまのみこと)と、鬼王様が御祭神となっており、全国で唯一、厄を除き福を授ける鬼の王様の名を持つ
全国で唯一つの神社とのことです。
由緒
稲荷鬼王神社は、大久保村の氏神の稲荷神社と、鬼王神社が合祀されたそうです。
鬼というと怖いイメージがありますが、『鬼は神であり、力の象徴』とのことで、『鬼は悪魔を祓う』と言われ、全ての災禍を祓う力があるそうです。
なお、節分には、通常は『鬼は外、福は内』ですが、鬼王神社では、『鬼は内、福は内』と唱えるそうです。また、平将門の幼名(鬼王丸)とも所縁があったのではないかとも言われているそうです。
また、病気の際には、豆腐を献納し、病気が治るまでは豆腐を断ち、『撫で守り』で患部を祈りつつ撫でれば、必ず平癒すると言われており、明治15年ころまでは、神社の周りには豆腐屋さんが数件あったそうです。
恵比寿神社
境内には、新宿山之手七福神の一つに数えられている恵比寿神社があります。
鳥居の隣には、水琴窟があるので、水を落として、かすかな音色を聞いてみては。
浅間神社(西大久保の厄除け富士)
社殿の奥には、西大久保の厄除け富士があります。浅間神社自体は、鬼王稲荷神社と合祀されていますが、こちらを参拝すると霊峰富士山を登頂し浅間神社を参拝したのと同じご利益があると言われています。
御朱印
社務所では、御朱印を頂くことができ、稲荷鬼王神社と恵比寿神社の2種類の御朱印があるとのことです。
自分は、初穂料300円を払い、稲荷鬼王神社のご朱印を頂きました。
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