今回は、文京区千石にある神社『簸川神社』をご紹介します。簸川という漢字は難しいですが、ヒカワで、元々、氷川神社と名乗っていたそうです。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っており、勇武の神として崇められ、病患邪悪を取り除き、平和と繁栄の世を開き、商売繁昌、縁結び、文芸の神として信仰されているそうです。また、50段の階段は合格階段と呼ばれており、受験生の合格祈願にもオススメですよ。
9月9・10日前後の週末には、神輿が練り歩くお祭りが行われ、多くの参拝客で賑わいます。
スポンサードリンク簸川神社のご紹介
アクセス
簸川神社は、小石川植物園の近くにある神社です。参道には、桜の木が植えられおり、春には桜が綺麗に咲き誇っています。
一の鳥居と合格階段
一の鳥居の先には、50段の階段があります。こちらの階段は、合格階段と呼ばれているようで、受験している人の合格祈願に参拝してみては。
でも、なぜ合格階段と呼ばれているのかは、よくわかりませんでした。
また、鳥居の隣には、国旗掲揚台がありますが、明るい日本と書かれています。
こちらの掲揚台は戦後に作られており、明るい日本と言う標語自体は、戦後の日本の雰囲気を表していますよ。
二の鳥居
50段の階段を上った先に、二の鳥居があります。
手水舎
手水舎で手と口を清めて参拝しましょう。
神楽殿
境内には、オシャレなカフェのような建物がありますが、こちらは神楽殿のようです。
他の神社と異なり、簸川神社は、かなりモダンな造りをしていますよ。
本殿
本殿は、木ではなく、コンクリートで作られて現在的な印象を受けます。
こちらの本殿は、関東大震災、第二次世界大戦の空襲と、二度にわたり焼失し、再興されたそうです。その歴史から、火災に強い神社を願い、昭和33年に再建された現在の本殿は、当時神社として珍しかったコンクリートが使用されたとのことです。
境内社
二の鳥居の近くにある境内社の五社神社です。
水神社と白宝稲荷の境内社があります。いなりんじゃの特徴である神のお使いのキツネも祀られていますね。
由緒
簸川神社の御祭神は、素盞鳴命(すさのおのみこと)、大己貴命(おおなむぢのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)となっています。
御祭神は勇武の神として崇められ、病患邪悪を取り除き、平和と繁栄の世を開き、商売繁昌、縁結び、文芸の神として信仰されているそうです。
お祭り(例大祭)は、9月9日前後の土日に行われます。
御由緒ですが、創建は第五代孝昭天皇の御宇三年と伝えられる古社です。もとは小石川植物園の地、御殿坂周辺の貝塚の上に鎮座し、八幡太郎源義家公(1039~1106年)が奥州平定の祈願に参籠した社とされています。
元禄12年(1699年)に、現在の高台に移転し、巣鴨の鎮守と定められ、江戸名所のひとつに数えられました。
明治23年11月、大正天皇陛下が植物園に御成りの折、御臨拝賜りました。
元は、社号に氷川を用いていませいが、大正時代、神主毛利昌教が仁者の由緒を出雲の国、簸川にあるとし、氏子中に諮り、簸川と改めたそうです。
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