今回は、台東区蔵前にある神社『蔵前神社』をご紹介します。
徳川第五代将軍綱吉公が京都の石清水八幡宮を勧請した作られた歴史ある神社で、江戸時代には三大相撲拠点として栄えた神社です。
6月第1週の土日にはお祭りが開かれ、御神輿が練り歩くそうです。また、御朱印などのインスタグラムも紹介しています。
スポンサードリンク蔵前神社のご紹介
アクセス
蔵前神社は、蔵前駅から徒歩2分くらいの場所にある神社です。
相撲との所縁
蔵前神社は、相撲とのゆかりがある神社で、蔵前神社の境内で勧請大相撲が開催され、江戸の三大相撲拠点の一つだったそうです。
その為、現在でも相撲協会との縁があり、境内入口の石玉垣には、相撲協会や横綱の名前が刻まれていますよ。
手水舎
手水舎で手と口を清めて参拝しましょう。
社殿
蔵前神社の社殿です。御祭神は、誉田別天皇、息長足姫命、姫大神、倉稲魂命、菅原道真公、塩土翁命で、厄除開運・家内安全・交通安全・商売繁昌・学業成就・安産子育にご利益があると言われています。
現在の社殿は、第二次世界大戦の空襲で焼失した為、戦後、建て替えられたものだそうです。
奉納力持
この錦絵は、文政7年(1824年)の春に、御蔵前八幡宮で行われた『力持』の技芸の奉納を描いたもので、作者は初代歌川豊国門下の三羽烏と言われた歌川國安です。
素人の力持は文化後期より流行し、この錦絵が描かれたころには絶頂期を迎えたように、素人の力持ちを讃える文化がありました。上の絵の『大関金蔵』は、当時有名な素人の力持ちで、神田明神下の酒屋・内田屋の金蔵と思われます。
古典落語ゆかりの神社(元犬&阿武松)
蔵前神社が舞台となっている古典落語があるとのことで、元犬の銅像が飾られています。
元犬という話は、『蔵前の八幡様の境内で満願叶って人間になった真白い犬が奉公先で巻き起こす珍騒動は・・・』と言うような話とのことです。
他にも、阿武松という『江戸時代勧進大相撲発祥の地蔵前の八幡さまで名横綱に出世した相撲取りに人情話』の舞台ともなっているそうです。
福徳稲荷神社
境内社として、福徳稲荷神社もあります。
由緒
蔵前神社は、徳川第五代将軍綱吉公が元禄6年、京都男山の石清水八幡宮を当地に勧請したのが始まりで、以来、江戸城鬼門除の守護神、ならびに、徳川将軍祈願所の一社として熱く尊崇せされ、御朱印社領200石を寄進されたとのことです。
また、江戸時代には、当社境内で勧進大相撲が開催され、宝歴7年10月をはじめとして、約70年の間に23回にも及び、その三大拠点の一つだったそうですs。
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