今回は、知覧武家屋敷庭園をご紹介します。
薩摩藩の小京都とも呼ばれる風情ある武家屋敷の街並みが見学できますよ。 お茶の葉の生垣の通りを歩いて庭園を眺めると、心が癒されますよ。
スポンサードリンク知覧武家屋敷庭園のご紹介
案内図
知覧武家屋敷は、知覧領主島津久峰の時代の武士小路区割の名残の残るエリアです。重厚な石垣と青々とした生け垣の通りが特徴です。7つの庭園に入るための入場券を購入して、庭園も巡りましょう。
庭園
7つの庭園を始めとする江戸時代の雰囲気漂う街並みを見ることが出来ます。通りの順番に沿って、庭園などを紹介していきます。
森重堅庭園
一番端の亀甲城の近くにある庭園です。
風情のある建物の軒先と庭園です。
他の庭園は、水を張った池がなく、枯山水で水を表現していますが、森重堅庭園には、唯一池があります。
殿様などの来客用の玄関と、家族の玄関が2つに分かれているのが特徴です。知覧の他の建物も男性用玄関と女性用玄関に分かれいる建物がたくさんありますよ。
敷地内には、蔵も残っています。
こちらの庭園には、休憩所もあって、知覧茶を無料で頂くことが出来ますよ。
旧高城家住宅
7つの庭園ではないのですが、藁ぶき屋根の建物を無料で公開しています。
明治以前に建てられた藁ぶきの武家屋敷です。
男玄関と女玄関の2つに分かれていて、知覧型二ッ屋の造りとなっています。建物の中には入れませんが、障子が開いているので、中を見ることが出来ますよ。
こちらは、男玄関です。
昔の生活道具が飾られています。年季の入ったちゃぶ台が置かれていますよ。
昔ながらの井戸もあります。
高城庵
高城家住宅の隣は、食事処の高木庵となっています。
こちらは、藁ぶきではないですが、歴史を感じられる古民家ですよね。3月に行ったので、庭先には梅の花が咲いていました。
室内の様子です。古民家をそのまま使っている感じで風情がありますよ。西郷隆盛の座右の銘『敬天愛人』の書が飾られています。知覧武家屋敷は庭園が見れても室内入れる場所がないので、建物の中に入りたい人には、オススメです。(もちろん料理も美味しいですが・・・)
食事を食べながら眺められる庭園も素敵です。
タケノコ定食を頼みましたが、ヘルシーで、美味しかったです。一緒に頂く知覧茶も、楽しんでみては。
一般の家
武家屋敷通りには、庭園を開放していない一般の家がたくさんあります。旅行客の人が入ってこれないように注意書きが書かれているのが一般的ですが、なぜかカッパが座っている家も。
こちらは、生け垣の上を優雅に歩いている猫です。
次のページでは、まだまだ庭園を紹介します。
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人:一人旅