今回は、銀座8丁目にある江戸時代創業の老舗銭湯『金春湯』をご紹介します。高級料理屋さんが並ぶ場所にあり、富士山のペンキ画が楽しめる江戸情緒漂う銭湯ですよ。銀座での食事の前や買い物の後などに、金春湯に寄るのも新しい銀座の楽しみ方なのでは。また、仕事で疲れた時や、海外の友人などを連れていくのもオススメですよ。
金春湯のご紹介
金春湯へ
金春湯は、銀座8丁目という高級料理屋や高級クラブがあるエリアにあります。金春湯の目の前には、オバマ大統領も訪れたと言われている高級寿司『銀座久兵衛』がありました。
金春湯の入り口です。青いレトロな看板が目印ですよ。
中に進んでいくと、『わ』という看板があります。これは、『湧いている』の『わ』を表していて、営業中ということだそうです。他にも、北千住の大黒湯などで見たことがあります。
下駄箱
下駄箱は、レトロな木札が特徴の松竹錠となっています。
金春湯は、昔ながらの番頭スタイルの銭湯です。男湯の扉を開けて、番頭のおばあさんに入浴料460円を払います。ちなみに、タオルがない人でも販売しているので、手ぶらでも大丈夫ですよ。
更衣室
更衣室です。この写真では伝わりませんが、天井がかなり高くて開放感があります。
天井を写した写真です。ビルの2階もぶち抜きになっていて、天井からファンが吊られています。真ん中には大正時代の神棚がありますよ。
お風呂場
お風呂場の様子です。男湯は赤富士、女湯が海からの見た富士山のペンキ画となっています。こちらのペンキ画は2014年に新しく書かれたもので、日本で2人しかいないペンキ絵師の一人である中島盛夫の作品です。富士山以外にも、鯉や桜などのタイル画が張られています。こちらは、九谷焼のタイルとのことで、江戸情緒を感じられる銭湯ですよ。
お風呂自体は、白湯の浴槽が2つあるだけのシンプルな造りです。左側はジャグジー風呂になっています。温度も41度くらいなので、子供でも入りやすいですよ。
銭湯の桶と言えば、黄色のケロリンがメジャーですが、金春湯は『モモテツ』。しかも、現在はコナミとなっていますが、なつかしいハドソンの名前が書かれてますよ。
インスタグラムの写真&コメント
勝手に口コミ評価
お風呂自体は銭湯の中では小さく、お風呂の種類の少ないのですが、何といっても銀座8丁目で、江戸時代から続く銭湯が営業し続けていること自体は、貴重なのではないでしょうか。銭湯に行ったことがない人でも、天井の高い銭湯で、富士山やタイル画を見ながらお風呂に入れば、とてもリラックスできるかと思いますよ。460円で楽しめる庶民的な娯楽なのでは。特に、サラリーマンやOLなど、仕事帰りに、銀座でご飯を食べる前に一風呂浴びるというスタイルがオススメです。
総合 | ★★★☆☆ |
雰囲気 | ★★★★☆ |
設備 | ★★☆☆☆ |
温泉 | ★☆☆☆☆ |
料金 | ★★★★☆ |
アクセス | ★★★★☆ |
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人:一人旅