今回は、伊勢神宮に奉納する御塩を作っている御塩殿神社や、海水をくみ上げる御塩浜をご紹介します。どちらも、二見に住んでいる方が、昔ながらの製法で、御塩を作り続けているとのことです。二見浦を観光する際には、夫婦岩や二見興玉神社だけでなく、御塩殿神社も一緒に観光してみては。
スポンサードリンク御塩殿神社&御塩浜のご紹介
御塩浜
御塩殿神社の中ではないのですが、御塩を作る一連の過程の中にあるので、ご紹介します。まずは、海水をくみ上げる場所があります。こちらは、御塩浜で汲んだ塩から高濃度の塩水を作る作業を行う場所が、御塩殿神社から1kmほど離れた五十鈴川沿いの河口にあります。伊勢神宮の公式サイトによると、『7月下旬から8月上旬の土用頃、御塩浜で鹹水と呼ばれる高濃度の塩水を採取します。御塩浜は海水と淡水が混じる場所にあり、その理由は海水に少し淡水が和合した方が良い塩ができることによります。鹹水は約1週間かけて採取されます。』とのことです。車の方は、近くにあるので、一緒に見てみては。
御塩殿神社へ
御塩殿神社の入り口の鳥居です。
御塩殿神社の入り口には、御塩殿神社についての説明が書かれていますので、神社に入る前にご連になってみては。
御塩汲入所&御塩焼所
御塩浜で作られた高濃度に濃縮された海水を、こちらで鉄の平釜で煮詰めて荒塩を作ります。下で紹介する伊勢神宮の公式インスタグラムで、荒塩を煮詰めている様子をアップされています。
#伊勢神宮 #神宮 #心のふるさと #伊勢市二見町 #御塩焼所 #荒塩作り# #御塩 #御料地 #ISEJINGU #JINGU #SOUL_of_JAPAN #Mishioyakisyo #Mishio #sacred_food 伊勢神宮 / ISE-JINGUさん(@isejingu.official)が投稿した写真 –
御塩殿
鳥居を先にある藁ぶきの建物です。伊勢神宮の公式サイトによると、『毎年10月5日に行われる御塩殿祭が行われて、御塩焼固の安全と日本の塩業の発展が祈念され、その後5日間にわたって焼固が行われます。荒塩は御塩殿で三角錐の土器につめて焼き固め、堅塩に仕上げます。御塩焼固は10月と3月の二度行われます』とのことです。下で紹介する伊勢神宮の公式インスタグラムで、堅塩を作っている様子をアップしています。
こちらは、御塩殿の隣に建物がありますが、こちらの建物の役割は、よくわかりませんでした。
目の前の海岸
御塩殿神社の目の前には、海岸が広がっています。ただ、塩を作る海水自体は、目の前の海ではなく、下で紹介の御塩浜で汲み上げた海水から作っています。
次のページでは、インスタグラムの写真をご紹介します。
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人:一人旅