今回は、駒場東大前にある素敵な洋館がある『駒場公園』を特集!!
旧加賀藩の藩主前田家が昭和5年に造った洋館&和館があり、昭和の豪邸の中に無料で入れます。
東京の穴場の観光スポットなので、お出かけしては。
駒場公園のご紹介
駒場公園へ
東大の駒場キャンパスがある井の頭線『駒場東大前』で降ります。
和風の東門から入りました。駒場東大前駅からは、南門の方が近いと思います。
公園の案内図
案内図です。公園内には、加賀百万石の藩主前田家の邸宅となっていて、洋館と和館があります。また、園内には、日本近代文学館もあります。
公園の沿革
明治時代に、駒場野公園とともに、東京大学農学部の敷地となっていましたが、本郷への移転によって、元々本郷にあった加賀藩主の前田家が駒場に移り、昭和4年に、邸宅を作りました。その後は、家主の前田利為が死亡すると、他人の手に渡り、戦時に飛行機を作ってた中島飛行機の本社となっていました。(ちなみに、中島飛行機で働いていた人が作った会社が富士重工となっています)
戦後はアメリカの極東司令官の官邸として使用され、米軍より返却後、昭和40年に公園として開園されます。2013年には、重要文化財に指定されました。
洋館
洋館の説明
昭和5年に設立された鉄筋二階建ての洋館です。
東京帝国大学の塚本靖氏と宮内庁技師の高橋禎太郎氏によって設計された、イギリス・チューダー式となっています。
前田利為の紹介
前田利為氏は、加賀百万石の前田藩の第16代当主です。東条英機と陸士の同期で、戦時中は、ボルネオ守備司令官として派遣されていたそうです。昭和17年に飛行機事故により、無くなっています。
入口
ホール
入口を上がると、真っ直ぐなホールがあります。左奥には、2階に上がる階段があります
応接間
同じく応接間の写真です。立派なシャンデリアが掲げられています。ネットでは喫茶できると書かれていましたが、平日だった為か、営業していませんでした。
旧サロン
大食堂
窓越しの芝生広場
階段
手摺の装飾が立派な雰囲気のある階段です。フォトウェディングの場所には最高だと思います。
2階の間取り図
2階の間取り図です。正面側に、寝室や書斎があり、奥に女中さんの部屋という構成になっています。
旧書斎
2階の角にある旧書斎です。シャンデリアもソファも優雅な雰囲気ですね。
マスターベッドルーム
マスターベッドルームです。部屋に置かれていた写真と同じベットのような気がします。
ベランダからの眺め
2階のベランダから撮影した写真です。春には、ベランダから桜が見られますね。
2階の廊下
和館
現在、補修工事中で、残念ながら、中に入ることはできません。
昭和5年に造られ、洋館と和館は渡り廊下でつながっています。
芝生広場
芝生広場から撮影した洋館です。手前には、桜の木があり、花見場所として素敵だと思います。
芝生広場の周りには、立派な木がありました。木の幹が太く、数人が手を繋がないと、木の幹を一周できないほど、大きいです。
遊具エリア
駒場野公園には、ほとんど遊具がありませんが、一画だけ遊具エリアがあります。
ブランコ
ブランコが4つあります。一つは小さな子供も出来る座れるタイプのブランコです。
お砂場
ブランコの隣には、お砂場もあります。横には、小さなハシゴのような遊具があります。
勝手に評価
子供にとって楽しい公園ではないかもしれません。ただ、昭和ロマンの立派な邸宅に無料で入れますので、身近な穴場スポットですので、週末に東京観光に出かけてみては。また、近くには、駒場野公園や東大駒場キャンパスもあるので、オススメお出かけスポットです。
総合 | ★★★★☆ |
施設充実度 | ★★★★☆ |
サービス | ★★★☆☆ |
料金 | ★★★★★ |
アクセス | ★★★★☆ |
口コミに、ご協力お願いします♪未会員の方は、会員登録へ(30秒)!会員の方は、ログインへ!