今回は、横須賀にある『三笠公園』を特集! 三笠公園は、日露戦争の日本海海戦において、連合艦隊の旗艦であった戦艦『三笠』が置かれており、その周りが公園となっています。
戦艦三笠
戦艦『三笠』に行きます。戦艦三笠は、日本海海戦で活躍した後、ロンドン軍縮会議で戦艦を削減する為に、廃艦が決定し、1925年に、こちらに固定されてました。 自分は、2年前くらいに息子と来ており、今回が3回目です。入館料は、大人600円、高校生300円、小中学生は無料です。
艦内案内図
上甲板は、2つの主砲や、艦橋などを見ることが出来ます。 階段を降りていく、中甲板は、長官室などの部屋や、三笠に関する展示がされている中央展示室や、映像が流されている講堂などがあります。
上甲板
無線通信室
こちらの無線室にて、バルチック艦隊発見の無線を受信し、あらかじめ、バルチック艦隊の場所を把握したうえで、有利な状況で、戦闘準備に備えることができたとのことです。
こちらの装置で、無線を体験できます。子供と一緒に、SOSのモールス信号を打ってみました。
Z旗
日本海海戦で掲げられたZ旗についての説明が書かれています。Z旗は、アルファベットのZの文字を表す旗です。この戦いに負けると後がないという意味で、アルファベットの最後のZ旗で、『皇国の興廃はこの一戦にあり、各員一層、奮励努力せよ』という号令を伝えました。
8センチ砲
こちらの8cm砲は、レプリカですが、ハンドルを回すと角度を動かすことが出来ますよ。
15センチ砲
実際に、15センチ砲を撃っている兵士たちの様子が再現されていています。
艦橋
装甲艦橋です。35センチの鋼鉄に覆われていて、丸い形になっています。
装甲艦橋の中の写真です。
艦橋の写真です。こちらで船の操舵を行い、最上艦橋からの伝令が、上の伝声管から伝わってくるようになっています。
艦橋の最上部です。
日本海海戦の際には、東郷平八郎がここで指揮した有名な絵が、中甲板の展示室に飾れられています。
主砲
主砲の30cm砲です。残念ながら、こちらはレプリカですが、迫力あります!!
中甲板
上甲板から階段で降りると、長官室などの部屋や、三笠に関する展示がされている中央展示室がある中甲板となります。
長官室
東郷平八郎が居住した連合艦隊長官室の写真です。
こちらが、長官室のベッドです。
艦長公室
艦長が執務を行う艦長公室の写真です。一番先頭の長官室・長官公室の隣にあります。
東郷平八郎の遺髪が納められています。
長官公室
長官公室です。作戦会議などが行われた部屋とのことです。また、日本海海戦で、バルチック艦隊の降伏申し入れも、この場所で行われたそうです。
長官室
士官室
中央展示室
連合艦隊解散の辞
連合艦隊解散の辞です。秋山真之が起案し、東郷司令長官が行った訓辞です。『勝って兜の緒を締めよ』という締めは有名です!!
艦首飾
三笠に艦首につけられていた菊花紋です。こちらは昭和62年まで実際につけられていたものが展示されています。
広瀬中佐の柔道着
旅順閉鎖作戦で戦死した広瀬中佐が愛用していた柔道着が展示されています。
東郷司令官の軍服
動画
https://www.youtube.com/watch?v=AGpQbFQZusY
30分超と長い動画ですが、事前にこちらを見てから、三笠を見学すると、より詳しく理解できると思います。 次のページでは、戦艦三笠以外の三笠公園をご紹介します。
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人:子供と一緒 (年中・年長)