今回は、三田図書館の4階にある『港区港郷土資料館』をご紹介します。港区の歴史を学べるだけでなく、クジラの骨の標本などを実際に触って体験できるエリアもありますよ。港区の歴史を知りたい人はもちろん、『さわれる展示室』を体験してい人にもオススメです。
港区港郷土資料館のご紹介
港区港郷土資料館へ
三田駅や田町駅から歩いて行ける場所にあります。図書館の4階が港郷土資料館となります。
さわれる展示室のご紹介
子供が喜びそうな部屋で、ミンククジラの骨の標本などを触れることが出来ます。
縄文時代や弥生時代の土器も置いてありますよ。
昭和の生活用具も展示されています。触ってみてくださいね。
展示室のご紹介
縄文時代の土器や貝塚
港区には伊皿子貝塚があり、貝塚から発掘された土器などを展示しています。
江戸図正方鑑
江戸時代の江戸城周辺の地図が展示されています。自分が住んでいる場所が昔はどうだったか探してみては。
元禄赤穂事件
港郷土資料館から歩いていける距離に、藩主の浅野家や赤穂浪士の墓がある『泉岳寺』があります。主君の仇を討ちに、吉良邸を襲撃し、仇を討ったことを亡き主君に報告した場所が泉岳寺です。
幕末の資料
お台場の名前は有名ですが、西洋列強から日本を守るために砲台を作ったのがお台場です。お台場についての資料が展示されています。
東禅寺には、初めてのイギリス大使館が置かれたほか、港区には西洋列強の大使館が置かれていました。若き伊藤博文など長州藩の藩士がイギリス大使館を襲撃した資料なども展示されています。
鉄道の資料
港区は、新橋停車場など初めて鉄道が開通したエリアですよね。鉄道に関する展示もありますよ。
こちらは、レプリカですが、勝海舟が蒸気機関車を描いたものだそうです。
第二次世界大戦中の資料
第二次世界大戦の頃の資料が展示されています。
港区は、空襲で半分以上の面積が焼失したそうです。特に、麻布と赤坂は7割近く焼失しているのですね。また、空襲で被害にあった人の人数も展示されていました。
東京タワー
戦後の高度成長期の写真も展示されています。建設途中の東京タワーなど、ALWAYS三丁目の夕日で描かれた世界ですね。
勝手に口コミ評価
赤穂浪士が眠る泉岳寺や、イギリス大使館が置かれた東禅寺や、戦後の高度成長期のシンボルの東京タワーなど、港区の色々な歴史を知ることが出来るので、大人が楽しめる郷土資料館です。子供も、さわれる展示室が開いている時間であれば、とても楽しめるのではないでしょうか。近くに住んでいる人には、オススメですよ。
総合 | ★★★☆☆ |
施設充実度 | ★★★☆☆ |
サービス | ★★★★☆ |
料金 | ★★★★★ |
アクセス | ★★★★☆ |
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人