今回は、上野恩賜公園にある『国際子ども図書館』をご紹介します。
こちらは、明治時代に建てられた旧帝国図書館をリニューアルして利用しており、ヨーロッパの建物のような立派な造りをしています。また、リニューアルされているので、歴史的建造物であるにもかかわらず、建物の中はとても新しくて綺麗で、思わず見とれてしまいます。子ども図書館という名前の通り、大人の書籍はなく、絵本などの子供向けの本の閲覧や、企画展をやっています。
また、リーズナブルなカフェがあるので、子供と一緒のパパママはもちろん、カフェでゆっくりするデートスポットとしても活用できますよ。 ただ、現在は、工事中のため、建物の周りに覆いがかぶさっていて、せっかくの建物をちゃんと見ることが出来ないので、ご注意を。
スポンサードリンク国際子ども図書館のご紹介
国際こども図書館へ
国際こども図書館は、国際博物館の隣と、上野恩賜公園の外れにあり、ちょっと遠いです。ただ、途中には、素敵な建造物がありますので、子供と一緒に楽しみながら、お散歩してくださいね。
旧因州池田屋敷表門
元々、丸の内にあった旧因州池田屋敷表門が、その後、何度か移転され、昭和29年に現在の地に移ってきました。国の重要文化財に指定されています。
博物館動物園駅跡
元々京成線の『博物館動物園駅』として利用されていた出入り口で、2004年に駅が廃止されてました。石で造られた立派な出入り口が残されています。国立博物館の前の通りから歩いてくると、こちらの交差点の横断歩道を黒田記念館の方に渡って、右折します。
黒田記念館
こちらの建物は、洋画家『黒田清輝』の遺産の一部によって、1928年に建てられた黒田記念館です。煉瓦のタイルを張ったクラッチスタイルと呼ばれる建築方法で、丸の内の明治生命館も建築した岡田信一郎によって造られました。
国際子ども図書館
国際こども図書館は、黒田記念館の隣にあります。旧帝国図書館をリニューアルして、国際こども図書館として利用しており、重厚感がある建物に惹かれますね。ただ、残念ながら工事中だったので、建物の正面の完全な姿は見ることが出来ませんでした。
フロア案内
建物は、3階建てのレンガ棟と、奥には新しく造られたアーチ棟があります。
3階
3階は、企画展示が行われているほんのミュージアムと、廊下でゆっくり休めるラウンジと、ホールがあります。
1階&2階
2階は、工事中のために閉鎖されており、1階には、児童向けの本が置いてある『子どものへや』『世界を知るへや』と、読み聞かせをやっている『おはなしのへや』と、カフェがあります。
改装後
ちなみに、現在工事をしているリニューアルが終わると、上のような姿になるそうです。
次のページでは、児童向けの本がたくさん置かれている1階フロアを紹介します。
みつばち
女性 / 40代 / 東京都 / ジュニアソムリエ子連れでも気軽な図書館
:子供と一緒 (2~3歳)