田園都市線の宮前平にある『宮前平源泉 湯けむりの庄』をご紹介します。
こちらの温泉は、箱根や熱海など東京近郊の温泉地まで行く余裕はないけど、1日ゆっくりしたい人にオススメの温泉です。 ただし、入場できるのは小学生以上になっているので、赤ちゃんや幼稚園・保育園に通っている子供がいる場合には、残念ながら、入れません。
スポンサードリンク『湯けむりの庄』のご紹介
『湯けむりの庄』へ
田園都市線『宮前平駅』を降ります。
駅前ローターリーを通り過ぎて、急な坂が待っています。 疲れている人にとっては、しんどい坂ですが、この後、温泉が待っていると思って、気力をふり絞って、登りましょう。 距離的には、徒歩5分程度と駅近です。
湯けむりの庄の入口
坂を上ると、直ぐに、『湯けむりの庄』に到着します。とても、立派な建物で、箱根の人気温泉施設『天山』並みのたたずまいです。
暖簾をくぐって、趣のある小道を抜けて、入口へ。
湯けむりの庄の館内案内図
湯けむりの庄の案内図です。1階には、男湯とリクライニングスペースと食事処があり、2階には女湯、地下1階には岩盤浴があります。1日中ゆっくりしていられる施設なので、特に天気が悪い日などに、オススメですよ。
受付
受付をすますと、バーコードを渡されます。施設の中は、このバーコードを使って、キャッシュレスで、サービスを楽しむことができます(もちろん、最後には精算が必要なのですが) 受付時に、男性はロッカーが満員なので20分待ちと言われました。(初めて行ったときも2回目も土日の夕方でしたが、両日とも男性20分待ちで、女性は待ち時間がなし) さすが人気施設と思って諦めて、ロッカーやタオルを渡してくれる受付に行くと、5~10分程度の待ち時間で、20分も待たずに入れました。(ちなみに、大人は室内着とタオルの両方ありますが、子供はタオルのみで室内着は追加オプションとなっています)
更衣室
いざ、脱衣場へ。窓口で受け取った番号のロッカーへ向かいます。脱衣場は広く、定番の牛乳販売はもちろんのこと、日焼けマシーンなども置いてあり、まさに、最高ランクの充実度。
特に素晴らしいのは、畳の上で休めるスペースや外の空気を浴びられる椅子が用意されているのも素敵です。
服を脱いで、浴場へ行きます。
シャワースペース
まず、洗い場は、固定型ではなく、自由に動かせるシャワー。もちろん、シャンプーとボディーソープは、完備されています。 席によって、異なる種類が置いてあるので、お気に入りのシャンプー&ボディーソープの席に行きましょう。
お風呂の紹介
源泉かけ流しの黒湯だけでなく、人工炭酸泉の黒湯など、お風呂が充実していますよ。それぞれのお風呂をご紹介します。
源泉かけ流し露天風呂
まずは、露天風呂へ。循環ろ過式のお風呂しかない日帰り温泉が多い中、『湯けむりの庄』は、源泉かけ流しの露天風呂があります。(この源泉かけ流し露天風呂以外は、循環ろ過方式となっています) 岩風呂に比べると狭いですが、10人くらいは入れそうな広さがあります。 お湯は黒湯で、とても滑らかで、独特のモール臭(藁のような臭い)がします。
岩風呂
源泉かけ流し風呂とつながっている黒湯の露天風呂は、源泉かけ流し風呂よりも広く、15人くらい入れそうです。 日によって、お風呂の種類が異なるのかもしれませんが、自分が行ったときには日本酒風呂となっていました。 黒湯に、日本酒を追加しているようで、体がポカポカして、更に、肌に良い効果があるそうです。
炭酸琥珀湯の露天風呂
黒湯の温泉に、人工的に、細かい炭酸を注入しているそうです。最近、日帰り温泉施設で一番人気になっている炭酸泉。湯けむりの庄は、白湯ではなく、黒湯に炭酸を注入してくれているのが良いですね。 こちらの炭酸の注入方法は、他の施設と異なり、肌から吸収できるような細かい泡になっているそうです。
うたた寝湯
うたた寝湯。枕が用意されていて、ちょうど体半分がお湯に浸るような深さで、絶妙です。 リラックスできて、本当に眠れそうです。仕事で疲れている方にオススメ!! 仕事の友人と来ていると思われるグループは、うたた寝湯でリラックスしながら、仕事の話をしていました。
壺湯
壺風呂は、露連風呂のゾーンに、合計4つありました。 あまり混んでいなかったので、待たずにリラックスタイムを過ごせました。
潤い美肌湯(女湯のみ)
女湯のみですが、壺風呂に、細かいミストサウナを組み合わせたお風呂があります。こちらは、美肌効果があるとのことです。
源泉風呂(内風呂)
黒湯の内風呂です。自分が行った時には、檜の丸い玉を浮かべたお風呂でしたが、シーズンによって、いろんなお風呂を楽しめるように工夫をされているようです。
座り湯
写真はありませんが、ちょっと体を冷やしたいけど、水風呂は冷たいという人が、お風呂で小休止できる座風呂です。背中から少量の黒湯が流れてきて、足元にも黒湯が張ってあります。
ジャグジー風呂
座るタイプのジャグジーと、立って自分が凝っている所にジャクジーを充てられるタイプのジャクジーと2種類あります。 『湯けむりの庄』で、日ごろの体の凝りをほぐすには、効果的なお風呂ですよ。自分も個人的に大好きなお風呂です。 なお、こちらのお風呂は、黒湯ではなく、白湯となっていました。
寝風呂
外の寝風呂とは異なり、ジャグジーを味わいながら、リラックスした体勢になれるお風呂です。 奥の2つのスペースは、足の土踏まずの箇所にジャクジーが当たられるようになっているので、最高です。 なお、こちらのお風呂も黒湯ではなく、白湯となっています。
水風呂
サウナの前にある水風呂。こちらの温泉ではありません。温泉やサウナで火照った体をクールダウンさせるには、水風呂が一番ですよね。自分も子供も水風呂は大好きで、温泉と水風呂を交互に入って、温泉タイムを楽しんでいます。
サウナ
サウナは、TVが付いていて、広々としたスペースですよ。
1日数回、人気のアロマの臭いが楽しめるロウリュウサービスを実施しています。 自分が行った時に、たまたまロウリュウサービスの時間でしたので、ロウリュウを試してきました。ロウリュウとは、アロマ水を蒸発させることで、通常のサウナよりも温度を上げて、スタッフの方が扇いでくれる熱風を味わうというサービスです。かなり熱くてしんどいですが、ロウリュウ終わりの水風呂は最高ですよ。 日によって、ロウリュウのアロマが異なるので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
スチームサウナ
高温サウナだけでなく、塩サウナもありますよ。塩で体をもんで、余分なものを塩と一緒に排出してみては。
温泉分析書
泉質は、『ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)』となっています。 ナトリウム-炭酸水素塩泉は、不要な角質などを取ってくれる美肌効果があるとともに、メタけい酸が保湿効果があると言われているので、女性の方には特にオススメな泉質です。
次のページでは、休憩スペース&食事スペースを紹介します。
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人:一人旅
まごころ
男性 / 30代 / 東京都 / おでかけ上級東京近郊日帰り温泉では屈指
:一人旅