今回は、『ALWAYS三丁目の夕日』のような下町の雰囲気を体感できる『台東区立下町資料館』を特集!! 上野恩賜公園の不忍池の周りにある博物館です。建物自体はコンパクトなサイズなので、昔の暮らしに子供が興味を持った時期に、手軽に立ち寄ってみては。
下町資料館へ
下町風俗資料館の案内図
下町風俗資料館は、不忍池の畔にあります。入口にある昔の郵便ポストが目印ですよ。
郵便ポスト
こちらの郵便ポストは、現役で使われているそうです。上野恩賜公園に来たついでに、絵葉書でも投函してみては。
下町資料館の外観
1階フロアのご紹介
1階フロアは、駄菓子屋と銅壺屋が入っている長屋と、商家が展示されています。 それぞれの展示を紹介します。
入口周辺の展示
自動電話(電話ボックス)
スマートフォン時代の子供たちにとっては、緑の公衆電話自体を知らない人も多いのではないでしょうか。緑の電話よりも古い公衆電話が展示されています。
話す場所と聞く場所がわかれているタイプの電話が置かれていました。
箱車
トラックが一般的になる前に使われていた箱車が展示されています。
下町では、昭和30~40年代まで使われていたそうです。
大八車
米俵を運ぶ大八車が展示されています。日本では見かけないですが、アジアの途上国に行くと、まだ現役で活躍しているのを見ることが出来ますよ!!
人力車
浅草や鎌倉などで、観光用の人力車に乗ったことがあるかもしれませんが、こちらは、車が一般的になる前に使われていた人力車です。
人力車についての説明です。アジアにも輸出されていたんですね。インドでは、三輪バイクのタクシーのことを『オートリキシャ』と呼ばれていますが、日本からインドに年間1万台も輸出されていたようです。
商家
1階の入り口から右手には、商家が展示されています。畳の場所が帳場で、左側が作業場になっています。看板には、高級鼻緒『奥山商店』という看板が掲げられていて、。『鼻緒』と呼ばれていている下駄につける紐の部分を扱う問屋です。
中に入ると、鼻緒がたくさん掛けられています。
長屋
下町の長屋をイメージした路地があります。ちゃぶ台がある居間があるので、座って昔の暮らしを体感してみては。
長屋の脇には、井戸が置いてあります。
駄菓子屋
銅壺屋
銅壺屋という職種自体が初めて聞きましたが、銅の金物を作っていたようです。
こちらも、畳のスペースがあるので、あがってみては。 次のページでは、昔の玩具や企画展示をしている2階フロアを紹介します。
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人レトロ好きな人にオススメ!
:一人旅