【ホタル館 富屋食堂】特攻の母や特攻隊員の想いを知ろう! - Part 2

【ホタル館 富屋食堂】特攻の母や特攻隊員の想いを知ろう!

光山文博少尉

光山少尉

http://www.tamanegiya.com/ura/2014/11/12/tyousentotokou/

朝鮮出身でありながら、特攻隊員として亡くなった光山少尉が、富屋食堂で出撃の前日にアリランを歌ったというエピソードが書かれてます。アリランは、朝鮮の歌で、1番と2番は日本語で歌いましたが、3番は朝鮮語で歌ったそうです。その時に、遺品として、トメさんに渡した黄色の財布が展示されています。

いよいよ迎えた出撃前夜の5月10日、光山はやはり富屋食堂の「離れ」にいた。光山はトメと彼女の娘たちを前にして、こう口を開いた。 「おばちゃん、いよいよ明日、出撃なんだ」 光山が心中を吐露する。 「長い間、いろいろありがとう。おばちゃんのようないい人は見たことがないよ。俺、ここにいると朝鮮人っていうことを忘れそうになるんだ。でも、俺は朝鮮人なんだ。長い間、本当に親身になって世話してもらってありがとう。実の親も及ばないほどだった」 光山の着ている飛行服には、幾つかの小さな手作りの人形がぶら下がっていた。それらは、トメや娘たちが彼に贈ったものだった。トメが造った人形は、頭部が大き過ぎて「てるてる坊主」のようだったが、光山はこれを殊に大切にしていたという。 トメが目頭を押えながら俯いていると、光山が、 「おばちゃん、歌を唄ってもいいかな」 と切り出した。トメは思わずこう答えた。 「まあ、光山さん、あんたが唄うの」 トメには光山の言葉が意外だった。それまでの光山は、他の隊員たちが大声で軍歌などを唄っている時でも、一緒に声を合わせるようなことは殆どなかったのである。 「おばちゃん、今夜は唄いたいんだ。唄ってもいいかい」 「いいわよ、どうぞ、どうぞ」 薄暗い座敷の中で、光山が言う。 「じゃ、俺の国の歌を唄うからな」 光山は床柱を背にしてあぐらをかいて座り、両目を庇の下に隠すようにして戦闘帽を目深に被り直した。 トメと二人の娘は、正座をして光山が唄い出すのを待った。光山はしばらく目を閉じていたが、やがて室内に大きな歌声が響き始めた。それは、朝鮮の民謡である「アリラン」であった。

http://shuchi.php.co.jp/voice/detail/2427?p=1  

宮川三郎軍曹

宮川三郎少尉 富屋食堂の中でも一番有名な特攻隊員の話なのではないでしょうか。出撃する前日に、蛍になって戻ってくるといったら、翌日に本当にホタルになって帰ってきて、同期の桜を一緒に歌ったという感動的な実話です。ホタル館には、蛍が停まったと言われている柱の場所が再現されています。  

ようやく代わりの飛行機がもらえた宮川さんは、出撃する前夜の6月5日に、一緒に出撃する仲よしの滝本恵之助曹長と二人で、富屋食堂にやってきました。 二人は、「明日出撃です」と、ごきげんでした。 そしてその日は、ちょうど宮川さんの20歳の誕生日でした。 トメさんは、宮川さんのために、お赤飯を炊いてあげていました。 二人はお赤飯を、おいしいおいしいと召し上がっていました。 その帰りがけ、宮川さんが、突然、気がついたように言ったのです。 「おばさん、俺、明日も帰ってくるよ。ホタルになってね。滝本と二匹で。だからおばさん、追っ払ったらだめだよ」 まるで、冗談のような口ぶりでした。 トメさんは、食堂にくるときどこかでホタルでも見かけたのだろうと、そのときは気にもとめませんでした。 翌6日は、どんより曇った日でした。 この日は総攻撃の日で、朝から特攻機がどんどん飛び立ちました。 トメさんも見送りに行きました。 その日の夜のことです。 出撃したはずの滝本さんが一人でひょっこり食堂にやってきました。 二人は編隊を組んで飛び立ったのですが、どうにも視界が悪い。 そのため、何度も滝本さんは宮川機の横に並んで、 「視界が悪い。引き返そう」 と合図を送ったそうです。 けれど、宮川さんはその都度、手信号で、 「俺は行く。お前は帰れ」と合図しました。 何度か目の合図のあと、滝本さんは引き返しました。 宮川さんは、そのまま雲の彼方に消えていかれました。 滝本さんは、その話をされながら、 「宮川は開聞岳の向こうに飛んで行ったよ」と言って、涙をぽろぽろとこぼしました。 夜の9時ごろです。 食堂には、トメさんの娘さんが二人と、滝本さん、奥の広間には、明日出撃予定の隊員たちが7〜8名いて、遺書を書いていました。 トメさんは、なんとなく不思議な気持ちになって、食堂の入り口の戸を、すこしばかり開けました。 すると、それを待っていたかのように、一匹のホタルが、ふら〜と食堂にはいってきて、天井のはりところに、とまりました。 それは、とても大きなホタルでした。 大人の親指くらいの大きさがありました。 ホタルの季節には、まだ少し早いです。 そんなに大きなホタルがいること自体が、不思議です。 そのとき、娘の礼子さんが、 「あっ、宮川さんよ。宮川さん。ホタルになって帰ってきた!」と叫びました。 滝本さんもびっくりされた様子でした。 トメさんは、みんなに言いました。 「みなさん。宮川さんが帰っていらっしゃいましたよ」 その場にいた全員で、何度も何度も「同期の桜」を歌いました。 涙がとめどなくあふれました。 ホタルは長い間、天井のはりに止まっていました。 歌が終わったとき、ホタルは、すっといなくなりました。

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2287.html ホタル館 富屋食堂(知覧) 自分も知覧に行く前からこの話を知っていたのですが、富屋食堂のすぐ裏には、川が流れていて、昔はホタルが住んでいたそうです。現在は、蛍がいなくなってしまったとのことで、復活を目指しているそうです。   次のページでは、特攻隊員たちとの語り場となった離れを紹介します。

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施設概要

施設名

ホタル館 富屋食堂

住所 鹿児島県川辺郡知覧町郡103-1

電話番号

0993-58-7566

営業時間9:00~17:00
定休日年中無休
料金

大人:400円
子供:300円

公式サイト
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※記載内容が変更されている可能性があるので、最新の情報は公式HPや電話にて、ご確認お願いします。また、訂正すべき点がございましたら、お手数ですが、info@d-c-m.jpにメール頂けると幸いです。

口コミ

  1. 口コミ評価 4

    :一人旅

    スペースは狭いのですが、展示内容は、涙なしでは見られないものばかりです。祖国のために特攻の乗り込んだ人のご冥福と、戦争のない平和な日本を守るためにも、子供と一緒に、訪れたい場所です。

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