上野恩賜公園と言えば、犬を連れている西郷隆盛像が有名ですが、それ以外にも、野口英世や正岡子規など明治時代を活躍した偉人を中心として、他にも銅像や石碑が多数置かれています。今回は、上野恩賜公園にある銅像や石碑の場所と由来をご紹介します。
有名な偉人の像・碑
教科書で習ったことがあり、ほとんどの人が知っている西郷隆盛を始めとする三人の銅像・碑を紹介します。
西郷隆盛像
上野恩賜公園と言えば、西郷隆盛像がダントツで有名ですよね。西郷隆盛が、犬をつれて、ウサギ狩りにいく姿がデザインされており、日露戦争で活躍した西郷隆盛の従兄弟の『大山巌』の発案と言われています。1897年に施工され、翌1898年12月に除幕式が行われました。西郷隆盛を高村光雲、犬を後藤貞行が製作。
西郷隆盛の生前の写真がない為に、こちらの顔が似ていないのではないかという意見もあるようですが、上野公園に行ったら、必ずチェックしたいですね。
正岡子規句碑
『正岡子規』と言えば、俳句で有名ですが、俳句と同じくらい有名なことと言えば、『野球』ですよね。
『打者』『走者』『直球』などの日本語の野球用語を編み出したのが、正岡子規と言われています。
正岡子規は、上野公園で野球をしていたことから、上野恩賜公園の野球場を『正岡子規記念球場』という愛称を付けたとのことです。
野口英世像
国立科学博物館と噴水の間の林の中に、ひっそりと野口英世の銅像があります。
野口英世と言えば、1000円札の肖像にもなっていますが、貧しい暮らしの中から勉強して、アメリカに留学し、伝染病である『黄熱病』の研究中に非業の死を遂げた偉人ですよね。
手には試験管を持ち、台座にはラテン語で『PRO BONO HUMANIGENERIS』と書かれており、日本語で『人類の幸福のために』という意味とのことです。
こちらの銅像は、会津の同郷人の呼びかけにより、昭和26年に造立されてものとのことです。
次のページでは、上野恩賜公園に関連する偉人の銅像・碑を紹介します。
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