今回は、横浜関内にある近代建築の『横浜地方裁判所』をご紹介します。昭和5年に大成建設(大倉土木部)によって造られた建物を、平成13年に外観を活かした形で、建て替えを行っています。横浜市認定歴史建造物に指定されている立派な建物なんで、横浜の近代建築巡りをする際には立ち寄ってみては。
スポンサードリンク横浜地方裁判所のご紹介
横浜地方裁判所へ
横浜地方裁判所は、日本の大通りに面した場所にあります。
横浜地方裁判所の歴史
http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/archive/publish/backnumber/2015/09/series01.html
横浜裁判所は、明治22年に現在の場所に移転されたとのことです。ただ、関東大震災により倒壊焼失してしまいます。
昭和5年に、大蔵省営繕管財局(担当は小野武雄と保岡豊)の設計、現在の大成建設(旧大倉土木)の施工により、コンクリートの4階建ての横浜地方裁判所が再建されました。
平成13年に、外観を活かしたファサード保存により、13階建ての新しい建物が作られ、現在に至ります。
平成10年に、横浜地方裁判所が横浜市認定歴史建造物に指定されています。
横浜地方裁判所の外観
象の鼻パークや横浜税関から横浜スタジアムに向かっている日本大通り沿いにあります。通りの両側には、旧三井物産横浜支店や横浜商工奨励館などの近代建築が残っており、銀杏並木も綺麗なので、横浜散歩にオススメのスポットですよ。
建物は、平成13年に新しくなり、13階建てのビルとなりましたが、日本大通り側は、昔の建物の外観を活かした造りになっています。
日本大通りの正面玄関です。左右対称で、花崗岩を利用したブロックが、重厚な雰囲気を醸し出しています。
横浜地方裁判所の敷地内には、慰霊碑が置かれています。こちらの慰霊碑は、関東大震災の際に犠牲となった94名を慰霊する碑とのことです。詳しくは、横浜市のサイトをご覧ください。
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