今回は、上野恩賜公園にある台東区下町風俗資料館の付属展示場である『旧吉田屋酒店』を特集! 明治時代に建てられた酒屋で、昭和初期の雰囲気を再現した店内を無料で見学できます。
旧吉田屋酒店のご紹介
旧吉田屋酒店の沿革
旧吉田屋酒店は、明治43年に建てられ酒屋で、昭和62年に、店舗があった谷中一丁目から移築復元し、当時の店舗を再現して、展示しています。 なお、上野恩賜公園の下町風俗資料館は入場料300円かかりますが、こちらは無料となっています。
館内には、当時の写真が飾れています。上の写真が明治42年の写真で、下が昭和8年の写真となっています。
店内の様子
酒屋の店内をご紹介します。
帳場
帳場を写した写真です。右側には、2階へ行ける階段があり、2階には8畳と3畳の部屋があり、店員が住み込みで働いていたそうです。
酒の陳列
お酒が陳列されています。日本酒は、量り売りで売られていたようですね。
床には、量り売りするためのレトロな秤が置いてありました。
樽酒も置いてありました。
上には、神棚も飾られています。
こちらは、お酒ではなく、種類が異なるお砂糖が入れられていたようです。こちらも量り売りですよね。 スリランカに旅行した際には、カレーのスパイスが、このような箱に入れられていて、量り売りをしていたのを思い出します。
半纏を着て、記念写真も撮れるそうです。
外には、昔ながらの手押しポンプの井戸があります。
壁には、レトロなビールのポスターや、お酒の看板などが掲げられていました。
近場のオススメスポット
カヤバ珈琲
旧吉田屋酒店の道を挟んで反対側には、昭和レトロな雰囲気が漂う喫茶店『カヤバ珈琲』があります。 旧吉田屋酒店を出たら、こちらで、一休みしてみては。
六龍鉱泉
こちらも、昭和レトロな建物の温泉銭湯です。旧吉田屋酒店と異なり、現役で、下町の皆さんに愛されています。 江戸っ子らしく、温泉の温度は激熱ですが、460円で黒湯温泉を楽しめますよ。
勝手に口コミ評価
無料で入れるので、上野や谷中で下町の雰囲気を味わいたい場合には、訪れてみても良いと思います。 是非、近くにあるカヤバ珈琲と六龍鉱泉もセットで訪れて、昭和レトロな下町体験を楽しんでくださいね。
総合 | ★★★☆☆ |
施設充実度 | ★★★☆☆ |
雰囲気 | ★★★★☆ |
料金 | ★★★★★ |
アクセス | ★★★☆☆ |
Ken
男性 / 40代 / 東京都 / おでかけ達人昔の酒屋を感じられる